井上トシユキ
著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

今井絵理子議員は2度炎上…「教えてやる」と言わんばかりワードチョイスでは生意気に見えるばかり

公開日: 更新日:

 自民党女性局のフランス研修問題では、参加していた今井絵理子も2度炎上した。最初は繰り返される「税金の無駄遣い」「研修ではなく観光」といった批判に対し、「外交の失敗は一国を滅ぼす」「外交も人間関係の構築から始まる」から「度々、他国の人々と交流のためにその地を訪れる」のだと反論したことからだ。

 自身に寄せられた誹謗中傷のスクリーンショットとともに、「このような言葉を発する方々のことも心配」とも添えていた。

 今井は参院で国際経済・外交に関する調査会の委員を務めていたため、炎上や誹謗中傷はよほど心外だったのか。実際、自民党女性局のホームページを見れば、研修や交流を行っている様子は確認できる。ちゃんと報告用の画像が何枚も掲載してあり、エッフェル姉さんやグルメ満喫議員とて、こちらを投稿していれば最初から炎上もしなかったはずだ。

 今井の反論は尊大、不遜に映ったのか、「議会ではだんまり」「成果を聞いたことがない」などと速攻で反撃を食らう。頭ごなしに、「私の外交なしでは国が滅ぶよ」と大きく出られてしまうと、カチンときて「エビデンスは?」と昨今はやりの話法で問い詰めたくなるのも無理はない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  1. 6
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  2. 7
    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10
    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる