ドジャース大谷“違法賭博スキャンダル”で露呈した「体の大きな野球少年」の欠陥

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 ドジャース大谷翔平(29)の元通訳・水原一平氏(39)が違法賭博スキャンダルによってクビになり、大谷のグランド内での状況は一変。ナインと積極的にコミュニケーションを取るようになったのは「緩衝材」がなくなったからで、そうせざるを得なくなった。メリットもあるだろうが、これまで必要なかったことをしなければならなくなったのは事実だ。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 スキャンダルが露見した直後、古巣・日本ハムの関係者は大谷について、「何しろ彼は体の大きな野球少年ですから」と、こう言った。

「食事は好き嫌いではなく体づくりのため。同僚と出掛けても付き合うのは食事までで、飲み会はパス。飲めば飲めるのに体を気遣って飲まない。最もカネを使ったのは寮近くのコンビニじゃないかといわれたほど。遊びもやらず、ひたすら野球がうまくなることに特化した生活を送ってきた。フツーは制約が多い寮をさっさと出て1人暮らしをしたがるのに、大谷は逆です。渡米するまで寮から離れようとしなかった。寮にいれば食事や洗濯の心配はいらないし、生活するうえで必要最小限のことはやってもらえるからです。なによりグラウンドや室内練習場が隣接されていて、練習も好きなだけできますからね」

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